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メルズーガへ
2008年11月3日

あたりはとっくに日も暮れ、何も見えない。
文字通り、月明かりだけだ。

月明かりに照らされた土壁の家
ところどころにある食堂の明かり
肉屋の明かり

しばらくすると、リッサニの町が近づいてきたのだろうか
明かりの数がだんだんと増えだした
人の数も増えだした

リッサニはそんなに大きな町ではないが、いちおう「町」である。
おおきな城壁のようなものがある。
バスターミナルにバスがすべりこむ。
ここに僕らを待ってくれているベルベル人の彼が待っている。
15時間のバスの旅もやっと終わりだ。

しかし、安心したからか急に疲れがでてきた。
ここでバス移動は終わりだが、ここからタクシー移動なのだ。

バスを降りると、今までほどではないが、「サバク、サバク」「ラクダ、ラクダ」と言う客引きが声をかけてくる
とりあえず無視して、「それらしい人」を探す

すると、少し離れたところから、ぼくらの名前を呼ぶ青年がいた。
あらかじめ、ぼくらの名前を伝えてもらっていたので、こちらの名前を言ってくるまでは
だれにも着いていかないように、とまるで子どものような言いつけがあったのだ。
僕らも彼の名を呼び、お互いを確認しあう。

彼と握手をし、
「疲れただろう」
「こんな遠いとは思ってなかった」
「予定より遅くなって悪かった」
などという会話を交わした。
彼の友人らしきタクシードライバーが、おんぼろメルセデスのタクシーの中で待っていた。

トランクに荷物をいれて、メルズーガへと向かう。
友達の女性だろうか、彼は見知らぬ女性を家までついでに送り届けた。

そのあと、真っ暗な、街灯一つない、月明かりに照らされた道をぶっとばす。
窓を全開にしていたので、風の音がすさまじい。
怒鳴るように話さなければ聞こえない。
スピードメーターは見ていなかったが、おそらく120キロは超えていただろう。

「メルズーガ」という響きはすきだ。
「ズ」と「ガ」という音がそうさせているのだろうか

そらを見上げると、星が数え切れないほど見えた。
思わず。声を上げる

車はスピードを落とし、村に入った。
もうみんな寝静まっているのだろうか。
人っ子一人いない。
明かりも一つもない。
時間は21時を過ぎたくらいだったろうか。

今日はひとまず、メルズーガにある彼の親戚の家に泊めてもらい、明日サハラ砂漠へと出発する。
彼らにとってはとっくに寝ている時間だろうが、親戚のおばちゃんと娘さんはミントティーとタジンを用意してくれた

食べ終わり、寝る場所に案内してもらう。
明かりはろうそく一本だけだ

トイレに行くために懐中電灯を持って、外へ出た
そら一面が星だった
f0150862_23555662.jpg


明日も早い
今日も疲れた
明日はサハラ砂漠へラクダで行く
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by thistimelastyear | 2009-05-19 23:56 | モロッコ
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