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早朝、起床。
あたりはまだ暗い。 日の出を見るために、何が何でも起きたのだ。 他のグループのひとたちもごそごそと起き出して、日の出を見るために準備をしている。 外は寒い。耳元をかすめる風の音だけが聞こえる。 岩山の上にたち、サバイバルシートに身をくるみ、日の出を待つ。 だんだんと岩山の向こうがあかるくなってくる。 じわじわと寒さも暖かさに変わってくる。 一日の始まりだ。 朝ご飯の用意ができたと、ツアーの人が知らせてくれた。 朝ご飯といっても、ホボスとザタールとチーズとジャム。 それと、長細いエイセイボーロみたいな味のクッキー。 あまーいあまーいベドウィンティーに浸して食べる。 他のグループの人たちは僕らよりも一足先に、ツアーへと出発していった。 イスラエルから来ていたグループは自分たちのジープで出発していった。 テントから外へ出た。 昨夜とは打って変わって、 目の前にはのぼりたての太陽に照らし出された岩山と砂漠が広がっていた。 今日はこのワディラムをジープにのって、ツアーに出る。 荷物をまとめて、ジープに乗り込む。 昨日と同じ、ほこりっぽい空気が鼻の中に入ってくる。 床には、ドライバーが食べるのだろうか、まん丸のオレンジが無造作に転がっていた。 さあ、出発。 たとえ少しの時間しか砂漠にいられないのだとわかっていても、砂漠に来られただけでうれしい。 セルが弱々しく回った後、力強いエンジン音が聞こえてきた。 長年の風化でできあがった、ブリッジ状の岩山と、大きな大きな砂山、昔のベドウィンたちが岩に描き残した絵をのをみにいくのだ。
by thistimelastyear
| 2008-02-11 00:51
| ヨルダン
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